身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

草原の草

北国で出会った植物-109.ツルフジバカマ-

“フジバカマ”と名前がつきますが、秋の七草のフジバカマと全く似ていないのが、このツルフジバカマです。 青森県弘前市にて(9月15日)。以下、撮影場所・撮影日同じです。 どうして、このような名前になったのかは、よくわかりませんが、日本の野生植物(平…

北国で出会った植物-103.エゾオオヤマハコベ-

昨年は北の地方に出かけることが多かったです。今年のおみくじでも「遠出がよし」とあったので、また、出かけたいですね。北国で撮影した植物達が眠っていたので、一気に紹介したいと思います。まずは、エゾオオヤマハコベです。 北海道稚内市にて(7月20日…

平地の秋の花-91.ユウガギク-

ユウガギクはいかにも野菊らしい菊です。花弁のような舌状花(ぜつじょうか)は、白または薄い紫色を帯びることが多いです。 茎は上部で分枝し、多数の花をつける。青森県八戸市(9月2日)にて。以下同じです。 花付きがよく、群生することも多いので、野原に…

平地の秋の花ー85.ヒロハクサフジー

名前が示すとおり、クサフジよりも葉が広い、ヒロハクサフジです。 北海道稚内市にて(9月3日)。以下、産地・撮影日同じです。 ただ、ヒロハクサフジが類似種の中でも特に葉が広い訳ではありません。クサフジよりかは明らかに広いという程度です。 ヒロハク…

平地の秋の花-84.クサフジ-

フジと聞くと初夏をイメージしますが、クサフジは夏から秋にかけて咲きます。 北海道稚内市(9月3日)にて。以下、同じです。 クサフジはつる植物です。 クサフジは草本なのでフジとは全く似ていませんが、紫色の花が房状に咲くつる草という点で、フジに雰囲…

平地の秋の花-83.ナミキソウ-

シソ科つながりで、ナミキソウを紹介します。 北海道稚内市の海辺ではなく、海辺から数キロ離れた草地にて(9月3日)。以下撮影場所、日時同じです。 花は鮮やかな青紫色で、2つ並びます。 ナミキソウはシソ科タツナミソウ属の多年草(たねんそう:地下部が2…

平地の夏の花-69.ノカンゾウ-

ヤブカンゾウと変種関係にあるノカンゾウです。 神奈川県川崎市(7月1日)にて。赤味の弱い個体。 別名ベニカンゾウとも呼ばれ、赤味の強い個体もあります。 三重県いなべ市(7月26日)にて。赤味の強い個体。 ノカンゾウも草地や林縁に生育しますが、ヤブカ…

平地の夏の花-68.ヤブカンゾウ-

夏休みが始まったと思ったら、もう立秋です。現場続きでちっとも夏の花が紹介できていません。夏休み期間中にいくつ紹介できるでしょうか・・・、夏休みの宿題みたいです。まずはヤブカンゾウです。 神奈川県平塚市(6月29日)にて。以下全て同じです。 「ヤブ…

青森県で出会った植物-64.オオヤマフスマ-

ナデシコ科の植物の中でも、かなり目立たないオオヤマフスマです。 青森県横浜町(5月20日)にて ナデシコ科の白い花をつける植物は、たいてい花の大きさが1cm前後かそれ以下で目立ちません。それでも、白い花をつけるナデシコ科の多くの仲間が株状になるの…

青森県で出会った植物-63.キジムシロ-

この前の記事で話題にのぼったキジムシロです。 青森県横浜町(5月20日)にて キジ(雉)が座るムシロ(敷物)だからキジムシロなのでしょうか?キジが座っているところは見たことないですが、キジムシロは草原に生育する植物なので、座っている可能性は十分…

青森県で出会った植物-60.アズマギク-

手持ちのよいスゲの写真がなくなったので、次の話題に移りたいと思います。5、6月と青森県に出かけたので、そこで出会った植物をいくつか紹介したいと思います。 今年、青森県で初めて見ることができたアズマギクです。念願の植物に出会えてラッキーでした …

春の畦に咲く植物-46.ミミナグサ-

キク科の目立つ花が続いたので、今度は地味な花を紹介します。これはミミナグサです。 花は多数咲くが、目立たない。全体を写そうと思うと難しいです・・・ 花を拡大するとこんな感じ。清楚な雰囲気です。 ミミナグサはナデシコ科ミミナグサ属の越年草(えつね…