身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

働きたいな…

入院治療から通院治療に切り替わって約3ヶ月が経過しました。この間、社会と殆ど繋がることもなく過ごしてきました。病気療養中なので仕方ないのですが、家では普通に過ごしているので、だんだん退屈になってきます。そうなると意外にも“働きたい”と思うようになります。一応、社会の一員として認められたいという欲求が潜在的にあるんでしょうかね。

とは言っても現実的に働けるのだろうか🤔?これまでやってきた野山で調査する現場仕事や、データのとりまとめや報告書作成といったPC作業は、片目という制約上難しいであろう。こうやってブログを書くくらいだから、報告書作業ぐらいはできるかもしれないが、作業時間(視力が午前中ぐらいしかもたない)や片手入力といった点から効率が悪く、取引先に迷惑をかけてしまう恐れがあり、実際のところは難しいだろう。片目しか見えない、視力が悪くて細かいものは見えない、てきぱきと歩くこともできない、こんな条件で仕事なんかあるのだろうか?ガン患者の労働についてはよくわからないことが多かったので、社会労務士さんに相談してみることにした。

社会労務士さんからのアドバイスは、障害者手帳を取得するのがよいとのこと。企業は障害者雇用枠があるので、就職を希望するなら障害者手帳を取得しておいたほうが有利だろうとのこと。私の場合、視力で障害者手帳が取得できるのではないかと言われました。しかし、”具体的にどんな仕事がありそうか?”と尋ねると。ハローワークに相談してみないとわからないと言う。”ガン患者で私のように目が見えなくなった人の就労事例はあるのか?”と聞いたら、頭頚部のガン患者さん自体が少ないからわからないとのこと。ただ、視力に障害がある人でも働いているので、何かしらの仕事があるのでは…と歯切れが悪かった。昔から視力に障害があって点字がスラスラ解読できる方ならまだしも、最近目が不自由になった人に本当に仕事なんかあるのかと思ってしまう。なんとなくモヤモヤとしたアドバイスしか得られなかった😑。

その後、眼科の検診時に障害者手帳をとれるか聞いてみたところ、視力では無理と言われた。”まぶたが勝手に下がって、手を添えなければ殆ど目が見えないのにダメなんですか?”と聞くと、眼球自体に不具合があれば手帳はとれるが、まぶたの不具合は障害の条件に入っていないとのことだった。確かに私の場合、眼球自体には異常がないんですよね…。障害者手帳の取得が難しいとわかったら、急に就労意欲が薄れました…😒。

不思議なものですよね。働けていた時は”働きたい”なんて思ったこと無かったのにな~。むしろまとまった休みが欲しいくらいだったのに…。失ってからその大切さに気付くといった感じですかね…。労働については、もう少し体調が回復してから考えたいと思います。

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ツツザキヤマジノギク。長野県中川村にて(2018.11.5)。また、こんな植物と出会えるようになるといいな。