身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

飛騨川-(岐阜県下呂市)-

弟が先週末に親戚一同を集めた1泊2日の下呂温泉ツアーを企画してくれました。目的は多分、毎日家にいる私を外に連れ出したかったことと、私を応援しがてら久々に親戚一同で集まろうということではないかと思います。弟には気恥ずかしいので本当のところは聞いていませんが…。

私は口周辺の麻痺のため、殆どの固形物を食べることができません😢。そのため宿の食事は満喫できませんでしたが、久々に親戚が集まって酒を酌み交わすことができ、その場にいるだけでも楽しい気分になれました😄。私も久々にお酒を飲みましたよ~(少しですが)。あとはなんといっても温泉ですね。親子で入った朝風呂は最高で、この旅行一番の思い出となりそうです😄。

f:id:shimisyoku:20211027104255j:plain

河川沿いの遊歩道。残念ながら植物の陰も形もない。

観光は片目で自由が利かないこともあり、宿周辺を散歩する程度にしました。宿は飛騨川(増田川)のすぐ脇に建っていたので、飛騨川を散策するだけでも私にとっては十分楽しめそうでした。河川敷の河床部を通る遊歩道に降りてみると、遊歩道のすぐ脇まで白っぽい礫や岩が転がっていて荒涼とした雰囲気です。よく見ると河床部には植物が殆ど生育しておらず、最近の増水で河床が荒れた感じでした。この夏も飛騨川は増水して一部の河川沿いの地域では床上浸水の被害があったようなので、その影響なのでしょう…。

f:id:shimisyoku:20211027104545j:plain

手前のクリーム色の建物が宿泊していた宿。最下の階が遊歩道とほぼ同じ高さ。

歩いていた場所もこの夏の増水時には相当水位が上がった様子で、宿泊した宿の最下の階は明らかに浸水した感じでした…。最下の階にどのような施設があるのかはわかりませんが、ちょっとした増水で浸水しそうな高さにあります。飛騨川は去年も増水して国道41号が崩落する被害があり、近年の日本各地の雨による被害を考えると、宿の最下の階はしょっちゅう浸水の被害を受けているのではと思ってしまいます。宿を建設した頃と現在で河川の増水の状況が違うのかな?宿の関係者は大雨が降ったら気が気ではないでしょうね…。

f:id:shimisyoku:20211027104951j:plain

下呂温泉街の様子。川も近いが山も近い。大雨の時は怖いだろうな…。

のんびりと散歩するつもりが、川の怖さを垣間見る散歩となってしまいました。下呂温泉街は川に張り付くようにホテルや旅館が立ち並んでいます。素晴らしい温泉地なので、今後大きな被害が出ないことを祈ります。

久々に遠出ができて楽しかったです。旅行先ではいろいろと不便がありましたが、やはり旅行はいいものですね。企画してくれた弟には感謝です😄。