2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧
続いてヒメジョオンです。 これもよく見たり、聞いたりする植物ですね。 ヒメジョオンのロゼットの特徴は次の3点です。 ①色合い:比較的明るい緑色をしています。 ②葉の形:明瞭な柄があり、柄の先は卵型です。鋸歯(葉のぎざぎざ)はややとがり気味です。 ③…
オオアレチノギクのロゼットは写真のような感じです。 オオアレチノギクのロゼットの特徴は次の3点です。 ①色合い:白っぽい緑色(白っぽく見えるのは毛のせい)。 ②葉の形:葉は細長くやや浅い大きめな鋸歯。 ③毛:白色の短毛が葉全体にはえ、手で触ると少…
麦畑で見たロゼットの中からヒメムカシヨモギを紹介します。 ヒメムカシヨモギは北アメリカ原産のキク科の外来種で、今では日本全国に分布しています。とても繁殖力が強く、油断していると、自宅の庭にもすぐはえてきます。耕作地や河川敷の工事跡地なんかで…
春の七草の「ホトケノザ」ではない、一般的なホトケノザがありました。春の七草の「ホトケノザ」は紛らわしいので、コオニタビラコと呼びます。 ホトケノザもまだ咲いている個体はなく、写真のような感じです。ホトケノザはロゼットをつくらないので、コオニ…
大寒は過ぎましたが、もう少し寒い日が続きそうですね。 私は運動不足になりがちな冬場だけジョギングをするのですが、最近、急に水田の緑が濃くなったな~と思うようになりました。よく見ると、麦畑のようです。 最も寒い大寒の中、青々とした緑色、なんと…
春の七草でいう「ホトケノザ」はコオニタビラコを指します。「ホトケノザ」って、ピンクの花のやつだよね?とおっしゃる方は、植物を知っている方です。私も「ホトケノザ」と聞けば、ピンクの花を思い浮かべます(次はホトケノザでいこう!)。 コオニタビラ…
ハコベラとは、ハコベのことを指しているのですが、実は、ハコベと呼ばれる植物は2種あります。それは、コハコベとミドリハコベです。私は、ハコベ=コハコベと思っていたのですが、書籍によってはミドリハコベもハコベと呼んでいるので、「ハコベ」と言うと…
春の七草でいう「ゴギョウ」は、ハハコグサのことです。 ハハコグサは3月頃から黄色の花をつけますが、この時期は他の植物同様、花をつけずに草丈も10cm以下と小型です。 この時期のハハコグサは1枚の葉は2cm以下と小さいですが、写真のように葉を比較的多く…
ナズナは別名ペンペングサとも言われます。子供の頃、ナズナの茎についたハート型の実の柄を下に少し下げて、耳元でくるくる回して遊んだことはありませんか?この時、耳元でペンペン?と音がするからペンペングサと呼ばれたのかな? 冬のナズナは、まだ花は…
セリは野菜売場にも売っているので、見たことがある人が多いと思います。でも、冬の水田に生えているセリは、野菜売場のセリとはだいぶ違います。 写真のように色は茶色からくすんだ緑色で、葉の柄の部分が短いです。写真にスケールを入れ忘れたのですが、こ…
皆さんは七草粥は食べましたか? 私は、毎年、近所の水田でセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザを採集して、七草粥を食べています(スズナ、スズシロを取ると泥棒になるので、これらは購入しています)。 春の七草に数えられる植物は、わりと普通…
ブログをはじめました! 日本の自然と植物が大好きです。身近な自然や植物を紹介していきたいと思います。 ブログタイトルの背景について、少し解説させてもらいます。 タイトル背景の写真、少し見づらいので、見やすい写真を掲載します。 ラベンダー畑のよ…