身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

夏野菜&ぶどう収穫(2020.8.22)

毎日暑い日が続きますね~。先週の現場では熱中症になりかけました🥵。

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畑の方は暑いながらもがんばっています。ミニトマトも一応まだ実をつけています。ただ品種のせいなのか、気候的なものなのか、真っ赤にはなりません。

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これ以上待っても実が割れたりしてしまうので、収穫してしまいます。この日はオクラが少なかったですね。

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ぶどうを見たら、房によってはもう実っていました!例年よりも早いですね。気温が高かったからでしょうか?とりあえずこの日は3房ほど収穫しました。ちょっと見た目はいまいちですが、味は例年どおりおいしくできあがっていました😁。

越前福井 よねまた 水ようかん

女形PA福井県坂井市

子供:★★おいしい

大人:★★おいしい

水ようかんというと、井村屋の水ようかんのように缶に入った個装のものを思い浮かべます。今でこそ、スーパーやコンビニで安くお手軽に購入できますが、私のイメージは子供の頃お中元で送られてくる高価な品という印象があります。子供の頃は冷蔵庫で冷やしたものを1回に2-3缶食べたいな~と思ったものでした。そんな思い出の水ようかんですが、こんな延べ板のようなものがあるんですね。4分割して家族で食べましたが、1箱まるまるいけますね😁。個人的には★★★です!😆

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フワフワッとした花-328.ボタンヅル-

山沿いの道路を歩いているとフワフワッとした白い泡のような花が咲いていました。ボタンヅルです。

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愛知県設楽町にて(8月12日)。以下、産地記載同じものは撮影日同じです。

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岐阜県飛騨市にて(8月12日)。時間が経過するほど雄しべは開く。

近づいて見ると白い小さな花が集まっていました。とても上品な花で、糸状の雄蕊がクジャクの羽のように半球状にひろがっています。

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園芸種のクレマチスと同じ仲間と聞くと、きれいさに納得(愛知県設楽町)。

ボタンヅルはつる植物で、他の植物にからみついてある程度の大きさにならないと花をつけません。そのため林内のような暗い所では花を咲かせることはなく、林縁や草地といった明るい環境で花を咲かせます。花は背景が緑色だと結構目立ちますが、夏の強い日差しに照らされると色がとんでしまい思ったより目立ちません。朝夕の涼しい(最近の真夏は朝夕も涼しくないですが…)時間帯の観察がおすすめです。

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きれいなつる植物は野山で見るに限ります(岐阜県飛騨市)。

ボタンヅルはキンポウゲ科センニンソウ属の多年草(たねんそう:地下部が2年以上生存し、毎年花や実をつける)で、本州・四国・九州に分布します。厳密に多年草なのか木本なのかは判断が難しい感じもしますが、フジやクズのように茎が木化して太くなることはないと思います。概ね落葉性ですが、暖地では一部の葉が越冬するようです。明るい落葉広葉樹林内や林縁、草地に生育します。

ボタンヅルの特徴は次の3点です。

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①全体容姿:地表を這うか、他の植物にからまって成長するつる植物です。

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②葉:葉は対生し、形状は基本1回3出複葉です。小葉は粗い不規則な鋸歯(きょし:葉の縁のぎざぎざ)があり、大きな切れ込みが入る時もあります。葉脈は表面でくぼむような感じです。

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③花:花は葉腋から伸びる円錐花序に多数つきます。花の直径は1cm程度で、色は白色からクリーム色、花弁のように見えるのは萼片で、萼片は4枚です。花弁はありません。

類似種としては変種のコボタンヅルがあります。大きな違いは葉の切れ込み方が2回3出複葉という点ですが、これがなかなかやっかいです。

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この写真だけ見れば、葉の切れ込み方からコボタンヅルと言えそうです。

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でも同一の個体群の中に写真のような中途半端な切れ込みの形状のものが少なからずあります。ボタンヅルは多年生のつる植物なので、花を咲かせるような大型個体になると、そもそも何個体で、どれとどれが別個体というのすらわからなくなります。1回3出複葉から2回3出複葉まで様々な葉がある場合、ボタンヅルとコボタンヅルが混生しているということなのでしょうか?個人的にはそんなことないような気がするのですが…🤔。もし、これをボタンヅルとコボタンヅルの混生というなら、中途半端な形状の葉の存在を考えると、ボタンヅルとコボタンヅルを分ける必要はないような気がします。

図鑑によってはボタンヅルの果実は有毛、コボタンヅルは無毛と記載されているものもあるようですが、コボタンヅルの果実も毛があるらしいです。ひょっとしたら毛の生え方が違うのかもしれませんが、観察不足なので、ちょっとそのあたりはよくわかりません。ボタンヅルとコボタンヅルの明確な識別点(あるなら)を見つける必要がありそうです。

夏野菜収穫(2020.8.15)

先日梅雨が明けたと思ったら、もう立秋(8月7日)を過ぎてしまいました…。毎日猛暑ですが、今朝畑に行く時コオロギの声が聞こえました。一応、季節は秋に向かっているようです😉。

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畑の様子は一見すると殆ど変化はありませんが、思った以上に野菜達が夏を元気に過ごしています。この日は6時前のやや涼しい時間帯に訪れたので、よく見ることができました。

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ミニトマトはもうおしまいかと思っていたのですが、それは大間違い!😲確かに枯葉が目立ち始めていましたが、新芽や花も結構でてきていました。夏の初めの不調を挽回できるかも!😁

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花が少なかった落花生は、ここにきてガンガン花が咲き始めました。地中に果茎も伸びていっている感じです。どのくらい実がなるのか楽しみ~😁。

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バジルは2週間ほど前に自宅鉢のものとあわせて2回目のペーストにしました。その際に畑のものは状態がよくなかったのですが、少し使って切り戻しました。そうしたらだいぶ元気な葉が出てきました。ただ夏の日差しは厳しいらしく、どうしても葉焼けしてしまいます😔。

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夏の強い日差しの影響を全く受けていないのがオクラ。オクラの葉はだいぶ虫に食われているのですが、食われる以上に葉を展開させます。毎日花を咲かせ、実もコンスタントにつける優れもの😆。

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この日の収穫は少なめでしたが、先週はオクラが9本も採れ、昨日も同じくらい採れたようです。

砂浜を彩る植物-327.ハマニガナ-

夏休みは海に出かける機会が多いと思います(今年はコロナの影響で海開きしていないところもありますね😥)。当然、眼前の海に目は奪われてしまいますが、ちょっと足元を見てみると、意外ときれいな花が咲いていたりします。砂浜で黄色の花を見つけたら、それはきっとハマニガナだと思います。

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宮城県石巻市にて(7月26日)。以下、産地が同じものは撮影日同じです。

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北海道小清水町にて(7月22日)。砂の上に葉と花が散らばってる😲

ハマニガナは名前に「ハマ」とつくことからわかりますが、海辺の砂浜に生育する植物です。砂浜には背丈の低い草地が成立することが多く、ハマニガナは最も植物の少ない、草地と砂浜の境界付近に生育しています。草地と砂浜の境界を決める要因としては、海水のかかりやすさ、乾燥、風の強さ等、様々あると思いますが、草地の端は海浜に適応した植物でさえも、なかなか生育できない過酷な環境だと思います。草地を拡大させるための進軍の最前線と思っていただければ、厳しさもなんとなくわかりますね。

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砂浜では小規模な優占群落を形成することもあります(宮城県石巻市)。

ハマニガナがなぜ草地の最前線で生育できるのでしょうか?その理由の一つに、葉が地表にはりつくように生え、茎が地表に出ていないことがあげられます。茎が地表に出ていたら、強風が吹けば茎葉ともちぎれてしまいますが、ハマニガナの葉は地表にはりつくように生えているので、風の影響は最小限で済むような気がします。もう一つの理由として根が意外と深くまで伸びていることでしょうか。根が深くまで伸びることによって地中深くの水分を利用することができ、夏場の乾燥にも耐えられるのだと思います。

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植物が殆どはえていない砂浜の上だと黄色の花は目立ちます(北海道小清水町)。

ハマニガナはキク科ノニガナ属の多年草(たねんそう:地下部が2年以上生存し、毎年花や実をつける)で、日本全国の海浜に生育します。過酷な環境に生育する割には分布域は広く、海浜のエキスパートと言ってもよいでしょう。このような過酷な環境に生育するメリットとしては競合する植物が少ないことがあげられます。

ハマニガナの特徴は次の3点です。

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①生育環境:海辺の砂浜に生育します。

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②茎と葉:茎は地中に埋まり全く見えず、砂浜に葉を点在させます。葉は砂の上にのっかっているような雰囲気で、3~5裂し、縁は少数の歯牙(しが:目立たない点状の鋸歯)や不規則な切れ込みがあります。

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③花:花は短い茎に数個つき、黄色で、直径3cm前後です。舌状花(ぜつじょうか)のみからなり、オオジシバリタンポポに似たような雰囲気の花です。

生育環境が限定されていますし、葉の形状も特徴的なので、似ている植物は無いと言ってよいと思います。

久々の海釣り~(2020.8.8)

今年の学生さんの夏休みはコロナの影響で日数が短くなってしまいました。その上コロナの第2波が来て、あまりでかけないようにとも言われています。今年の学生さんは本当にかわいそうです。楽しいことがちっともできません…。

うちの高校生も8月に休みが始まったと思ったら、20日前には授業開始です。私は8月の平日は全て仕事ですし、高校生は土日に部活があったり、ということで、出かける暇がありません。ちっとも夏休み気分が味わえないせいか、数日前に、「久々に釣りでもして~」と言うので、「じゃ、行くか!」ということになりました。川か海かと尋ねると「海でしょ!」

基本的に私は釣りのど素人だし、息子に至っては「イソメは針につけられ~ん」という感じです。それで「釣りに行きて~」とか言うのか…とあきれてしまいます。こんな二人で釣りに行くのですから、釣り方はさびきに決まっています。ネットでどこに行こうかな~と探していると、ファミリー向け、素人でもつれました~という書き込みをみつけて、武豊緑地(ファイザー前)に行くことにしました。

朝4:30に起きて、もろもろ準備して、7時前に釣り場に到着~。

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11時頃の様子。だいぶ帰った方もいらしゃします。朝はもっと人が多かった。

テントも出ているし、家族連れもいるし、密ではないけどそれなりに竿が出ていました。テント組は夜からやってんのかな?

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きれいな海とは言いませんが、時折魚影が行き来します。

海をのぞいて見ると特に魚影は無し…。とりあえずやってみましょう!!オキアミ1ブロック(前日購入し冷蔵庫で解凍していたので使いやすかった)、約4時間、素人2人で釣果は13匹。大半は息子が釣りました…。

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この日一番の大物(約15cm)!さびきカサゴ(多分)が釣れるんだ!!😮

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調理後ですが、この日の釣果😅

小さなカサゴ3匹、サバ1匹、スズキの幼魚(セイゴ?)1匹、サッパ8匹でした。この他にリリースサイズ(10cm未満)のカサゴメバルが10匹くらい釣れました。サビキの仕掛けでカサゴメバルが食いつくんですね…。知りませんでした。

近隣も爆釣という感じではなく、似たり寄ったりという感じでしたね…。昼前の帰り際に近所で20cmくらいのアジ(だと思う)が立て続けに数匹あがりましたが、それほど数はあがらない雰囲気でした(餌切れで帰ってその後はわかりません)。時折小魚やボラの群れが通過するのですが、なかなか近くには来ませんでした。

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みんなから揚げ~。カサゴは高級魚だから美味しかった。サッパも美味。

息子は満足したみたいでしたが、私は「リベンジした~い」という気分でした。ちなみに、私と息子の腕の差は殆ど無いと思うのですが、さびきの仕掛けの値段が違いました。息子の仕掛けは300円ぐらい、私は100円ぐらい、どちらもピンクスキン系だったような気がするのですが…。ネットの記事でコンスタントの釣果を期待するなら300円くらいのがよいとありましたが、まさにそんな結果となりました。「また釣りして~」

北海道 ほっくチーズ

女満別空港(北海道網走郡大空町

子供:★★おいしい

大人:★★おいしい

チーズ餅みたいな雰囲気のものが入ったお饅頭。甘さ控えめで、チーズの味もしっかりします。ただ箱のインパクトの割には、中身のインパクトはもう一つ。おいしいけど記憶に残らない…という感じです。

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