身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

がん診療連携拠点病院

がんと診断されると、多分、多くの人は最初に診断したお医者さんに書いてもらった紹介状を持って手術・入院できるような大きな病院に行くことになると思います。

私の場合、まず町医者から地域の大きな病院へと紹介状を持って出かけました(この時点ではがんとは分からなかった)。地域の大病院で診察を受け、最初は副鼻腔炎と診断され手術を受けました。その際、ついでに取った腫瘍の細胞を調べた結果がんと分かりました。そして、担当医が書いた紹介状を持って大学病院へと出かけ、診察・治療・入院となり現在に至ります。

がんになって初めて知ったのですが、各都道府県に「質の高いがん医療」を提供する目的として、「がん診療連携拠点病院」が整備されているようです。そして「がん診療連携拠点病院」はより高度ながん治療を行う「都道府県がん診療連携拠点病院」と、一般的ながん治療を行う「地域がん診療連携拠点病院」に分かれていて、要は「地域がん診療連携拠点病院」で手に負えなそうな場合、「都道府県がん診療連携拠点病院」に紹介されるといった感じでしょうか。私が最初に入院した地域の大病院は「地域がん診療連携拠点病院」に指定されていて、大学病院は「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定されていました。

自分が治療を受ける病院が、「がん診療連携拠点病院」に指定されているかどうかは、一応確認したほうがよいと思います。指定されていれば、気分的には安心できると思います。ただ、自分のように「都道府県がん診療連携拠点病院」に紹介された場合、より高度な医療を受けられるという点では安心感もありますが、より高度な医療じゃないと治癒できないと捉えることもでき、ちょっと複雑な気分にはなりました。

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今日の一枚、ウスノキ。天気が良かったので鳩吹山に登ってきました。病人ですが、登山のようなゆっくりとした動きなら問題ない感じです。山は華やかなツツジ類が満開で、どうしてもそちらに目がいきがちです。ウスノキもツツジの仲間(ブルーベリーと同じ仲間)で、ひっそりと咲いていました。気付いた人いるかな~。久々のカメラでヘボい写真ばかりでしたが、これはまずまずに撮れました。