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家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

セカンドオピニオンは聞きに行きましょう

セカンドオピニオン」という言葉はだいぶ普通になってきました。

先のブログで病状や治療方法を提示してくれたお医者さん(現在の主治医さん)も、最初の診察で「セカンドオピニオンを聞きに行きますか?」と聞いてくれました。最近のお医者さんは、セカンドオピニオンを聞きに行くなんて、俺の言うことが信用できないのか!」なんて怒ったりはしないんですね😅(多分)。この時点で私は主治医の先生に好感を持つようになりました。

私の場合、早いうちに治療方針を決める必要があるということだったので、早急にセカンドオピニオンを利用したい感じでした。主治医さんは標準治療の外科手術を推す、外科の先生です。家内が言うには、「かなり切りたがっていた感じ」とのこと😅。ということは代替案の重粒子線や陽子線を専門とするお医者さんの意見を聞きたいところです。ところが、重粒子線や陽子線治療は岐阜県外の病院でしか行っておらず、重粒子線治療に至っては国内で7箇所(だったかな)でしか行っていないとのこと…(医療格差ですね😥)。さらに運が悪いことに、コロナの緊急事態宣言が愛知・岐阜、それ以外の都市でも出ている状況でした。そのため主治医の先生も、通常なら他県の医療機関セカンドオピニオン聞きに行ってもらってよいのですが、この状況なのでセカンドオピニオンをすぐに対応してもらえるかわからないと言いました。この時期はどこの病院も他県の人(特に緊急事態宣言が出ている地域の人)を院内に極力入れたくないという状況だったようです…。

それで「大学病院内に放射線の専門医はいませんか?」と尋ねたところ、いらっしゃる(当然ですが)ということなので、放射線の専門医にセカンドオピニオンを聞きに行くことにしました。初日の診察の翌日にはセカンドオピニオンを聞きに行くことでき(同じ院内なら対応は早いですね)、いろいろと情報を得ることができました。この時も家内と二人で行きました😊。

私の場合、セカンドオピニオンを聞いて、かえって手術か重粒子線や陽子線にするか迷いました。ただ、セカンドオピニオンを聞いた際、「一度選んだ治療方針を途中で変えることは問題ないです」とも言われました。直前での撤回は無理だと思いますが、治療方針をせかされていた状態だったので、この言葉には少し安心しました。

セカンドオピニオンは利用した方がよいと思います。特に専門の異なる先生から情報を得られたことは重要です。情報が増えると選択に迷いも生じますが、情報が少ないよりは絶対に良いです。最終的に治療方針を決めるのは自分になるので、「後からその情報は知らなかった…」と後悔はしたくないですからね。

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今日の一枚。庭のタニウツギが咲き始めました。膝丈ぐらいの木が10数年で3m近くにまで成長しました。今年は葉が多い気もしますが、満開になるときれいです。でも退院した頃には終わっているだろうな~。