身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

畑の様子と七草摘み(2020.1.5)

新年を迎えて初の畑です(汗)。

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あまり成長が早いと途中でネギ坊主になっちゃいそうなので、例年通りがベスト!


今年はかなり暖かい印象ですが、この日は冬らしい寒さ。暖かいとは言っても玉ねぎの成長具合は例年とあまり変わらない感じでした。よかった、よかった。
ほぼ1ヶ月ぶりの訪問でだいぶ草が成長していました。草をむしろうかとも思ったけど、寒かったのでやめました。でも、採るものだけは採っていきます!

 

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中央の魚の骨みたいな葉がナズナ。直径15cmくらいで、ちょうど食べ頃。

そうです恒例の七草集めです。この畑では、今年はナズナがいい感じに成長していました(笑)。スーパーに出荷してもよいぐらいのサイズ、色合いでした。

 

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白い花がハコベ。暖かいとは言っても例年と同じくらいの開花状況かな。

 

あとは例年と同じくハコベがいっぱい。暖かいと思っていたけど、あまり咲いているものはありませんでした。これも出荷できそうなくらい生育しています。あまり大量に採ると、後で洗うのが大変なのでほどほどに。

 

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畑で2種類採った後は、近所の水田に向かいます。水田は毎年のように土地改良を行っていて、外来種が増えた印象もありますが、在来の植物もまだまだたくさんあります。

 

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玉ねぎの畑にはハハコグサに似た、チチコグサモドキが結構はえている。


ゴギョウハハコグサ)は多いですね。やや乾いた畦に群生していました。ゴギョウは小さくて洗うのが一番面倒なので、少量だけ採集しました。

 

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中央の茶色の葉がコオニタビラコ。周りにはオニタビラコが圧倒的に多かった。


ホトケノザコオニタビラコ)はそれほど多くないですが、特定の水田に行くと結構はえていました。隣り合った水田でも生育している植物が異なることはよくあります。これはやはり地権者の農薬の使用具合や草刈等の違いに起因するのかな~?とりあえず今年も元気に生育していてうれしい限りです。資源保護のため2個体だけいただいて行きます。ちなみにこれが本当にコオニタビラコかどうかは判断が難しいところです。この水田周辺にはヤブタビラコも生育しているので、大きいものはヤブタビラコかもしれません。

 

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中央の葉の茶色のものがセリ。セリがたくさん入ると七草がゆがだいぶ美味しいんだけどな~。


今年もセリを集めるのに苦労しました。去年から秘密?のポイントの生育状況がよくなかったのですが、今年は殆ど出ていませんでした。やむを得ず水田の小さな個体をいくつか採りましたが、来年はどうしようかな~といった感じです。山際まで足をのばせばたくさんあるような気がするので、来年はそっちかな~。

 

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今年もたくさん収穫できました。皆が健康でありますように。