身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

春の七草生えている場所

今年は4日が月曜日のため、明日から仕事という方も多いと思います。私もそうです。春の七草摘みを直前に実施するには厳しい暦だったため、少し早いですが3日に実施しました。

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例年通り、近所の水田で採集しました。
いつも同じ写真になってしまうので、今年は生えている場所に着目して写真をとってみました。

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まずはセリ。セリはオレンジ色で囲った水路や湿った水田に生育しています。このあたりは乾田(冬に水を抜く)が多いので、わりと小型のものが多いです。より湿った水路の方が、大型のものが採集できました。

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ナズナは耕起が済んだ乾いた水田や路傍に生育しています。ぱっと見、セリの水田のように黒っぽくなく、乾いています。畑のような雰囲気の水田に多いです。
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農道のわだちから外れた場所にも多いですが、既に花が咲いていたり、散歩の犬におしっこかけられていそうなので、水田で摘ませてもらいました。

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ゴギョウハハコグサ)の生育地はナズナとほぼ同じです。ただ、路面が硬い農道にはあまりなく、畔のような場所に多かったです。

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ハコベラハコベ)は水田や畔にもありましたが、個体数的には畑地や果樹園のような場所に多いです。

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ホトケノザコオニタビラコ)は、やはり少なかったですね。やや湿った水田の畔と水田面の境界付近に生育していました。個体数が多いところでは水田内にもあるのかもしれませんが、今回は水田内部では見られませんでした。

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本当に暖かく、七草摘みには最高のコンディションでした。1時間くらいで、たくさん取れました。2016年の収穫状況です。

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春の七草5種盛り





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ホトケノザ(コオニタビラコ)