身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

床下探検(2019.11.30)

自宅が築10年を過ぎたので、去年あたりに白アリ防除の薬剤散布をしました。これで安心と思っていたところ、恐ろしい?事態が起こりました。

そもそも白アリは野山に自生している昆虫のようです。私も野山を歩き回る仕事をしており、森の朽木が年々ボロくなっていくのを目にしているので、当然白アリは野山にはいるのだろうと思っていました。でも、まさかうちの猫の額ほど庭に白アリさんが住んでいるとは、予想外でした。

家内は庭いじりが好きで、木製品の柵なんかも普通に使用していました。この秋、庭の整理をしていて古い木製品を取り除こうとしたら、なんと白アリが…(残念ながら写真はないようです。パニックでそれどころじゃないとのこと)。私はその現場を目にしていないので(秋の長期出張中だった)、「普通のアリのコロニーじゃないの?」と言うと、間違いなく白アリだったと。家内は気になるとかなり調べるタイプなので、相当調べた様子でした。既に庭に白アリホイホイみたいなものも設置しており、まあ、間違いないのでしょう。

それでも気になってしょうがない感じで、「再度白アリ防除の薬剤をまいてもらったほうがいいんじゃない…」とまで。またやってもらうと言っても、10万前後はしたような気がするし、そんなホイホイとお金は出てこないし、そもそも家には白アリついていないかもしれないし…。迷っていると、「それじゃ床下もぐって白アリいるかいないか確認しよう!」ということに。

私は野外を歩く仕事をしているものの、昆虫はそれほど好きではないんですよね。特にゴキブリや足が8本以上の動物は特に苦手なんですよね…。まだ、秋も気温が高く、そんな不快昆虫がウヨウヨでてきたら(インディ・ジョーンズの洞窟の世界を想像)、と思ったらとても入る気になりません。

それで寒くなったら入ろうかということになり、この日床下探検をすることに。ただ、私は白アリの痕跡がわからないし…、ということで家内も入ることに(笑)。

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床下って狭いんですね。ヘッドランプをつけて、まじで匍匐前進でした!!この中で作業する人大変だわ。夏場だったら暑いのかな…、それとも意外と涼しいのか…。

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結局床下を1週したけど、白アリの痕跡はありませんでした(多分)。一瞬、これは何だ!と思った梁もありましたが、ただの木の皮の部分のようでした。木の皮がついている材木が存在する時点で驚きでしたが、比較的安いハウスメーカーでつくったのでやむをえませんね。床下はヤスデの死骸は多かったですが、その他の生物の痕跡は少なく、悲鳴をあげるような事態にはなりませんでした。ちょっとした探検で、なかなか興味深かったです。皆さん自宅の床下もぐったことありますか~?