身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

ぶどうつる切り&摘果・クロモジ剪定(2021.6.3)

一月前はまだ花が咲いていなかったぶどうですが、小さな実になっていました。

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こんな感じでぶどう棚の梁近くになるものが多かった…。これだと大きくなるとぶつかって傷だらけになってしまうんですよね。

ただ、今年のぶどうは出来が悪い感じです。花序が小さく曲がっているもの、実が殆どついていないもの、ぶどう棚の梁にぶつかってしまうもの等が多く、殆どの花序を落としました。

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摘果した後の房。ちょっと貧相なんですよね。

花序は10個ぐらいにしぼりましたが、それもちょっといまいちなんですよね…。まあ、しょうがないですね。

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剪定前。

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剪定後。もう少し切ってもよかったかな。

つるもだいぶ混みあってきて、虫食いの葉や病気?の葉も散見されました。風通しをよくする必要がありそうです。また悩みながらつるや葉を切っていると、家内も手伝ってくれました。私が悩んでいる間に、家内がバシバシ切ってくれたので、一人で作業するよりだいぶ早く終わりました。

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鮮やかな黄緑色が美しいヒメクロモジ。ぶどう棚より小さく仕立てたいところです。

ついでにクロモジ(正確にはヒメクロモジ)が伸びていたので、上部を詰めるように選定しました。クロモジの枝葉は乾燥させてお茶にします。次に退院した頃には出来上がっているような気がします。

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午前中の2時間ぐらいの作業でしたが、すごく疲れました…。体力がだいぶ落ちているのかもしれません。もしくは副作用で白血球が少なくなると言われているので、そのせいで疲れやすくなっているのか…。

高額療養費払い戻し制度について(その2)

その1を書いてから入院となってしまったので、ちょっと間隔があいてしまいました😅。

◆食費やベット代等は高額療養費に含まれない

長期入院した時の請求書を見て、「自己負担限度額」よりも微妙に請求額が高いなと思いました。例えば、先ほどの例で言うと、20万円支払えばよいはずなのに、22万の請求という感じで微妙に請求額が高かったのです。後から気づいたのですが、食費やベット代(個室なんかに入った場合)は医療費ではないため、高額療養費の算出時に含めないようです。そのため、このような現象がおきます(2万円は食費等の医療費以外の自己負担金ということになる)。

◆自己負担限度額は医療機関、入院・通院ごとにかかってくる

私は1月の間に同じ病院で入院と通院をした時がありました。入院で既に自己負担限度額に近い額を支払っていて、その後通院となりました。ガン治療の場合は1回の通院治療も結構高額となり、「数回支払えば自己負担限度額に達するな」と思ったのですが、その月の最後まで請求され、「絶対に払い過ぎだろ…😠」と思いました。これも後に気付いたのですが、同じ病院でも入院と通院で別々に自己負担限度額が設定されているようです。先ほどの例で示せば、A病院入院で上限20万円、A病院通院で上限20万円という感じに設定されているようです。さらに病院が違ったりするとB病院通院でも上限20万円という具合になります。従って、私の場合も通院のみで自己負担上限額に達するまでは支払わなければならないということで、決して払い過ぎではなかったということになります。でも、「えー、そうなの…🤔」と思いますよね。

◆「限度額適用認定証」を使用していても還付金がある

「限度額適用認定証を申請したのに、自己負担上限額以上に支払うなんておかしくない?」って思いますよね。先ほどの例を使用すればA病院入院で15万円、A病院通院で15万円かかった場合、結局30万円支払ったことになってしまいます。私も病院の窓口のスタッフに「自己負担上限額以上に支払ってますよね?」と問い合わせてみました。そうしたら、あっさりと「還付金で戻りますよ。」と言われました😑。国保の場合は、支払った月から3ヶ月が過ぎた頃に市役所から還付金支払いの通知がくるはずとのこと。窓口の人いわく、「忘れた頃に還付金の通知が来ますから」だそうです。忘れられては困るぐらいの金額なので、本当に来るのかと心配ではあります…。そうしたら、12月の還付金の通知が、4月の下旬に届きました。本当に忘れた頃に届くようでした😦。

高額療養費払い戻し制度は概念自体は単純ですが、計算はちょっとわかりづらい感じがあります。そもそも「限度額適用認定証」を申請しておけば、自己負担限度額以上支払わなくて済むというシステムのはずなのに、実際はそうもいかないという…。何なんですかね~このシステム😞。疑問に思ったら、病院の支払い窓口や、ソーシャルワーカーさんに聞くのが一番です。多分、説明してもらえると思います。

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今日の一枚。庭のシモツケが満開となっていました。いつもより早い気がしてびっくりしました。退院して満開の花が出迎えてくれるとうれしいものです。

高額療養費払い戻し制度について(その1)

 「高額療養費払い戻し制度」は、高額な医療費を支払った時に、自己負担限度額より多く支払った分を払い戻してくれる制度です。医療費は月ごとに計算され、自己負担限度額は前年度の1月当たりの収入から算出されます(計算式)。例えば、自己負担限度額が20万として、月に30万の医療費を支払った場合、30-20=10万円が還付される形になります。

例の場合、10万円が戻ってくるとは言っても、一時的に30万円は支払わなければならないので、これはきついですよね🙁。そこで私のようにあらかじめ治療が長期的になり、かなりの医療費がかかることが予想される場合、「限度額適用認定証」というのを事前に申請しておくのがよいと思います(私は国保なので、市役所に事前に申請しに行きました)。これを申請すると「限度額適用認定証」というカードがもらえ、これを医療機関に提示すると、自己負担限度額よりも多く支払わなくて済むことになります。先ほどの例だと、30万円の請求に対して20万円だけを支払えばよくなり、後日還付される10万円を立て替えなくて済むことになります。

ところが、「限度額適用認定証」を申請していても、実際には「自己負担限度額」よりも多く支払うという場合が多分あります。実際、私がそうで、「限度額適用認定証」がちゃんと認定されているのか?とかなり疑心暗鬼に陥りました🤔。「高額療養費払い戻し制度」の根本は先に示した通り単純明快なのですが、高額療養費の計算の方法が少し複雑なのと、自己負担限度額が(多分)医療機関等ごとに適用されているため、このようなことが起こるようです。

具体的な例は長くなりそうなので、その2で紹介したいと思います。

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今日の一枚。庭の片隅。クサソテツが雨の重さで倒れてしまいました。そのうち起こしてあげないと、下の植物が日照不足になりそうです…。先週庭仕事で、庭をすっきりさせたはずなのですが、鬱蒼とした雰囲気になってきました。今年は梅雨入りが例年になく早いです。大雨の被害がこの先でないことを祈ります。

紫玉ねぎ収穫(2021.5.15)

畑ネタは久しぶりです。病気もあってなかなか畑に行けず、今年は例年になくほったらかしにしてしまいました。それでも玉ねぎは昨年よりも良い状態で成長しています。

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1週間ぐらい前にちらっと見た時、一部の紫玉ねぎの個体で収穫サインが出ていましたが、今日はほぼ全ての紫玉ねぎが収穫できるようになっていました。

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茎がくたっと寝たら収穫OKのサインです。

昨年同様、紫玉ねぎは殆どとうが立たなかったのですが、1本だけびっくりするくらい背の高いねぎ坊主をつけていました。高さは私よりも少し背が低いくらいだったので、1.6mぐらいはある感じでした。こんなに背が高くなることもあるんですね😮。

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一つだけ他の個体と違う容姿に成長していました。

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大きさがわかりづらいので堀とって撮影。もちろんこれも食べます。

今年の収穫時期は昨年よりも少し早く、これまでに比べると半月ぐらい早い感じでしょうか(これまでは6月1日前後の収穫が多かった)。大きさにはばらつきがありましたが、まずまずの出来だと思います。今年はある程度の大きさまで成長して、腐ってしまっているものが少しありました。だいたいはマルチの端の方に植えたものだったので、水分過多で腐ってしまったのですかね…。

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茶色の玉ねぎの方は、再来週ぐらいが収穫時期になるのではと予想しています。入院中か退院しているか微妙なところですね~🤔。あと、この後梅雨のような天気が続くのも、少し気がかりです。雨で腐ったりしないとよいのですが…🙁。

私の留守中に家内が夏野菜の苗を植えてくれました。もちろんマルチ等の準備は畑の管理をしてくださるおじいさんです。今年も本当にありがとうございます。例年通り、ミニトマト、バジル、ピーマン、オクラを植えました。病気であまり手入れができないような気がしますが、元気に育ってくれるといいな~。

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国民年金と国民年金基金の支払いについて

「がん」と診断された後、今年度の仕事は全てお断りしている状態です。なので2月以降は殆ど仕事をしていません。私は個人事業主なので、2月以降は無収入ですが、仕事の特性から前年度の労働の対価が今年に入金されることもあり、完全な無収入ではありません。ただ、前年度の入金が終われば完全な無収入となるので、この先を考えると金銭的な面では非常に不安になります😥。

そんな不安を全く無視して、国民年金国民年金基金、住民税、国民健康保険といった税金関連のお金が定期的に引き落とされていきます。自分で入った民間の生命保険や積立等はやめることもできますが、税金関係はやめるわけにもいきませんよね…🤔。

なんとか月々の支払いを抑えたかったので、入院中にソーシャルワーカーさんに相談してみましたが、結果的にはあまり妙案は無い感じでした。ただ、国民年金基金だけは自分で入ったものなので、なんとかなるかもしれないような気がしました(ソーシャルワーカーさんは、よくは知らなかった…)。

退院してからネットで調べたり、問合せをしてみたら、国民年金基金をやめることはできないが、「掛け金の支払い停止」を申請することができるとのこと。要は、休職中は支払いを停止することができ、仕事に復帰したら再び掛け金を収めるという具合のようです(復職したら支払い停止の解除の手続きが必要)。支払い停止期間に制限は無いようなので、万が一復職できなかったら、そのまま「支払い停止」の状態を続けてもよいようでした。私は早速この手続きをしました。これは個人事業主の方は絶対に手続きをしたほうがよいと思います。

国民年金については市役所に相談したら免許申請ができる場合もあると聞いていたので、一応市役所には行ってみました。相談には乗ってくれましたが、結局は前年の収入が普通にあるので無理だろうと一蹴されてしまいました(前年の収入が少ない場合は免除してもらえる可能性があります)。

国民年金、住民税、国民健康保険は前年の収入が関係(国民年金の金額は収入とは無関係です)してくるので、無収入となっても前年の収入があれば支払い続けなければならないようです😢。要は貯金を切り崩しなさいということですね…。がんの治療費もばかにならないので、なかなかきついですよね。せめて支払い猶予とかの制度があればいいのに…と思いますね。

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今日の二枚。家内がバラを大切に育てています。約10年でかなり立派な株になり、毎年この時期になるときれいな花をたくさんつけます。お隣さんもすごくきれいと言ってほめてくれます。ただ、今年は壁の塗装をしないといけないかもしれません。バラは切らないとダメなのかな?

いろいろ調べたほうがよいのか…

ちょっと記事の内容が前後してしまいますが、「がんの種類」や「がんの治療方法」等について自分で調べた方がよいのか、という事についてです。今はネットに情報があふれているので、調べる気になれば、玉石混交いろんな情報を得ることができますね。

私はと言えば、どちらかというと積極的には調べませんでしたね。正確には調べる心的余裕がなかったのかもしれません😑。一方で、家内はいろいろと調べていて、私に情報を教えてくれました。特に放射線治療関連の資料についていろいろと集めてくれていて、近年は放射線関連の治療がいろいろと進んでいるということがわかりました。大学病院で主治医の先生も放射線の先生も、近年は生存率という点では手術も放射線関連の治療も大きな差はないと言っていて、なんとなくその見解を裏付けるような形になりました。

一方で、私が一番知りたかったのは、手術前後の顔の変化でした…。別にイケメンではないし、オヤジのくせに、という感じですが、やはり顔の状態が大きく変化することには恐怖感をぬぐいきれませんでした😱。ネットで少し事例がないか探してみましたが、手術前後の顔の変化なんていう情報は得ることができませんでした。当然ですよね。プライバシー保護の観点から、そんな情報があるはずはないですよね…。自分だって、そんな手術前後の写真を使用されたら抵抗はありますから…。

あと、もう一つ気になっていたのは、放射線抗がん剤治療による副作用についてでした。これについても、いくつか体験談的なブログを読ませていただきました。気持ち悪さや倦怠感が2,3日続いた…、下痢が続いた…等の話があり、読んでいて大変そうだな…😞と憂鬱に感じました。

ただ、既に放射線抗がん剤の治療を体験した私が思うには、このような体験談は必ずしも自分に当てはまる訳ではないということです。がんの種類や、がんが発生した場所、放射線の当て方、抗がん剤の種類によって、副作用は千差万別と言ってもいいような気がします。自分のがんと全く同じ体験談があれば参考になるかもしれませんが、多少とも違っていれば、殆ど参考にならないといったこともありえます。私の場合、気持ち悪さや倦怠感は全くない一方で、口内炎がひどく、味覚を殆ど感じないといった症状が顕著でした(それはそれできつかったが…😥)。結果的にはあまり体験談は参考にならなかったような気がします。

結論的にはいろいろ調べても、調べなくてもどちらでもよいと思います(なげやりですみません)。個人的にはセカンドオピニオン、サードオピニオンを聞いているなら、そんなに調べなくてもよいような気がします。

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今日の一枚。家内のおばあちゃんが亡くなった際、育てていたランを譲り受けました。庭の片隅に植えたところ、毎年花をつけ、しかも結構増えます(大きいため、割と厄介)。家内とは「何だろねこのラン…」と話していましたが、今日まで調べることはありませんでした。時間がある今日調べたところ、私が未だ見たことが無い、ガンゼキランでした!絶滅危惧種で、三重県では絶滅とされ、伊豆諸島や四国・九州・沖縄にある南方系のランです。岐阜の地植えで育つとは少々驚きました。それにしても、おばあちゃんどこから手にいれたんでしょ😓

ぶどう芽欠き(2021.5.7)

ぶどうのつるが伸びてきました。花序もたくさんつけています。

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まだつぼみの状態です。これから花が咲いて、しばらくしたら摘果ですね。

庭が広ければどんどん伸びてもらってよいのですが、そうもいきません。毎年もったいないなーと思いつつ、つるをバシバシ切ります。そして毎年のように、どれを切ればよいのか迷います。この日もたった1本からなる、猫のひたいほどのぶどう棚の剪定に1時間も費やしてしまいました😅。まあ、今年は病人なので時間はいくらでもあります。

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芽欠き前の写真です。

今年はいつもと違ったアングルで、芽欠き前後の写真を撮影してみました。ベランダから見下ろしたもので、このアングルの方がどのくらい切ったかわかりやすい気がしますね。半分ほどつるを切ったつもりでしたが、だいたいそんな感じになりました。

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芽欠き後の写真です。だいぶすっきりしました。

ちょうどよいタイミングで退院できてよかった~😄。治療の副作用等で、いろいろと活動に制約がありますが、庭いじりはとてもよい気分転換になります。