身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

諏訪大社の社寺林 その1-下社(下諏訪町)-

諏訪湖の湖岸周辺にある諏訪大社は日本でも指折りの歴史の長さを誇る神社で、日本全国にある諏訪神社の総本山です。また、神社の周囲に4本の御柱と呼ばれる大木の柱を建てる点が珍しく、その御柱を運び出す御柱祭は日本三大奇祭のひとつとされているようです。

イメージ 1
早春の諏訪湖。まだ桜は開花していません。諏訪湖の湖畔は意外と町なんですね。

諏訪大社に上社と下社があるのは知っていましたが、上社は本宮と前宮、下社は春宮と秋宮があり、計4宮があるというのは知りませんでした。社殿の多くが重要文化財という点で素晴らしいのはもちろんですが、立派な社寺林が残されている点でも貴重な神社と思われます。今回の旅では4つのお宮をまわって、家内安全、商売繁盛を願ってきました。4宮を回る順番には決まりがないようなので、まわった順に紹介していきます。

イメージ 2
春宮入り口の鳥居。立派なスギとモミがお出迎え。

イメージ 3
諏訪大社下社春宮の幣拝殿。この奥にご神木の(スギ)があるようですが、大きな木が多すぎてどれかはわかりませんでした。

諏訪大社下社春宮は諏訪湖の北側の山際、諏訪湖に注ぐ砥川(とがわ)沿いにあり、その社寺林はスギ、サワラ、モミ、ケヤキを中心とした巨木から成り立っています。社寺林の周囲は家が多いため、社寺林は背後の山地の森とは連続していませんが、巨木が多いので社殿は鬱蒼とした静かな雰囲気をかもし出しています。

イメージ 4
春宮の御柱御柱の樹種はモミのようですが、地域的にウラジロモミの可能性もあるかな。

そして御柱が神秘的な雰囲気に拍車をかけます。どのように配置されているのかはお宮によっても違うのかもしれませんが、メインの社殿(春宮は幣拝殿)やご神木を取り囲むように4隅に配置されているようです。個人的には春宮が一番心が落ち着く神社でした。

イメージ 5
下社秋宮の幣拝殿。基本的な造りは春宮と似ていて、中にご神木のイチイがあるようです。

諏訪大社下社秋宮は春宮から歩いて15分程のところにあり、こちらの社寺林もスギ、サワラ、モミ、ケヤキが中心ですが、社殿周辺はケヤキが多い感じでした。社寺林の周囲は家が多いため、こちらも背後の山地の森とは連続していません。秋宮は社殿周辺が舗装や砂利で整備されている上に、落葉広葉樹のケヤキが多いため、訪れた時は明るい開かれた社殿といった雰囲気でした。明るい雰囲気と感じたのは、訪れたときに結婚式がとり行われていたせいもあるかもしれません。

春宮と秋宮の間は直線距離で1kmほど、特に秋宮周辺では食事所や、お菓子やさん、温泉宿泊施設等があり、歩いてブラブラするのがおすすめです。訪れた時は花の少ない時期でしたが、桜が咲く頃は特によさそうです。社寺林も季節が変わると、また違った印象を受けるかもしれません。

下社周辺で出会った植物たち。

イメージ 6
ケヤキ。砥川側から見た春宮の社寺林。中央の大きな落葉広葉樹がケヤキです。諏訪大社社殿周辺の巨大な落葉樹はケヤキと思って間違いないでしょう。

イメージ 7
アブラチャン。砥川沿いで少しだけ咲いていました。花の少ない時期は目立ちます。


イメージ 8
ノジスミレ。春宮から秋宮の間の市街地で咲いていました。この日一番のきれいな花。