身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

林道を走る時はのこぎり積んでおきましょう

仕事柄、林道を走る時がたまにあります。そんな時、仕事用の自家用車には、のこぎりとなたを積んでいます。ただ、これまでは殆ど使用する機会がありませんでしたが、今回はメチャクチャ活躍してもらいました。
先月~今月にかけての、台風21号と24号といった大型の風台風のせいで、各地で木が倒れ、道が塞がれたり、停電になったりしましたね。今回私が訪れた場所も多少の影響があったようです。林道を走っていると、いきなり倒木が道を塞いでいました。

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仕事上どうしても進まないといけないので、切断することに。木の直径は15cm前後で、ヤナギの木でした。この場合、意外にも1人が10分以内で切断することができました。

楽勝じゃん


しばらく走ると、もう1本倒木が・・・。

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こちらはアカシデで、先のヤナギより少し細い感じ。「これも10分くらいで終わるでしょう」と思いましたが、非常に難儀して、2人でやって20分以上かかってしまいました

この原因は、まず樹種の違いにありました。ヤナギは水っぽいので、非常に柔らかかったのに対し、アカシデはヤナギに比べると材が硬いようでした。

そして最大の原因は倒木の倒れ方の違いです。ヤナギの方は切り落とされる側が空中に浮いています。この場合、ある程度切断すると、自重で木が折れ、切断が容易です。
一方、アカシデは切り落とされる側が地面に着いています。この場合、切断するごとに自重で下向きに力が加わり、切断面をはさみこむようになってきます。そのため一時、「のこぎりがぬけない!」なんて大騒ぎに。斜めに切りなおしたり、なたで切り口を広げたりと、本当に悪戦苦闘でした。アカシデのような倒れ方の場合、一人で作業だったら相当大変だったかもしれません。
木の倒れ方で、切断時間が大きく変わる、勉強になりました~

まあ、こんな感じで林道では万が一のことがあるかもしれないので、のこぎりは積んでおいたほうがいいな~と感じました。折りたたみのようなものであれば、場所もとらないですしね。あとスコップなんかも積んでおくといいですね。