身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

日本の野生植物・改訂新版やっと出ました~

3週間ほど前に日本の野生植物1・改訂新版を購入しました。
出版前の噂では、本文は昔のままでAPGIIIで並べ替えただけ、写真は一部新しいものに変わっているという情報でした。1冊が高価なだけに購入に迷いましたが、仕事柄必要であろうということで、がんばりました。
ちょっと、仕事が落ち着いたので、ようやく、ゆっくりと見ることができ、想像以上に中身が変わっていて、ちょっとうれしかったです。
まず、写真は全て変わっている感じでした(照らしあわせたわけではありません)。また、掲載種も格段に増えましたし、当然、写真もきれいです
ざっと見たところ、カンアオイ属、カヤツリグサ科、ラン科、テンナンショウ属なんかは本文も変わっているところが多そうです(これも全部読んだわけではないです)。まあ、カヤツリグサ科やテンナンショウ属は既に、それだけの図鑑が出ているので、ちょっと遅かったね~という感じですが。
でもカンアオイ属なんかは、検索表42種(旧版は24種)、太字の掲載種は72種(旧版は51種)、写真は45種(旧版は28種)なので、格段に増えており、これはかなり使えそうかな~と思いました。
逆にホシクサ科は分類が統合されたのか、検索表21種(旧版は36種)、太字の掲載種は29種(旧版は42種)、写真は21種(旧版は10種)となっていました。種数が減っても写真が増えていたのはGOODです。個人的には、分類がまとまったのもうれしいです(笑)。
噂どおり本文が全く変わっていない所もありましたが、内容は想像以上に変わっており、買って損はなかったと思います。それでも、全部そろえたら10万か~・・・いっぱい働かないとダメそうです。
真意は定かではありませんが、全巻出た後に、さらに本文に手をくわえた改訂版が出るとの噂も・・・。ただ、この改訂版もそれなりに時間がかかっているようですし、執筆する先生方も暇じゃないでしょうし、そんなにすぐに出ることはないんじゃないかな~。10万もするんだから、そうあってほしいな・・・。