会津は実りの秋
仕事の合間に再び会津地方に行ってきました。
今回は福島県湯川村の親戚の家にお世話になりました。湯川村は鶴ヶ城のある会津若松市に隣接する小さな村です。湯川村には山がなく、平野(盆地)が広がります。平野の殆どは水田として利用され、湯川村は米の産地として有名です。
親戚の家も稲刈りで大忙しです。植物の知識を利用してヒエ抜きの手伝いでもしようと思いましたが、これから刈る水田はヒエも殆どないとのこと。「それじゃ、犬の散歩でもしてもらおうか」ということで、私の仕事は犬の散歩になりました。
チェリーさんです。
チェリーはとても優しいおばあさんです。私はどちらかというとネコ派で、犬は得意ではありません。ところが、チェリーはこんな私が、ごくたま~に会っても大歓迎してくれます。
早く出かけよう!と大興奮のチェリーと一緒に、稲刈りを見に行きました。
稲刈りは機械化されているので、確かにあまり手伝う余地はありません。
それじゃ、チェリーと一緒に水田まわりの草でも見に行くか。
ユウガギク。刈り残しておくととても華やかです。園芸種にもひけをとりません。
タウコギ。最近は外来種のアメリカセンダングサに押され、あまり目にしませんが結構ありました。でも、水田の中だと抜かれますね。しょうがないです。
ゲンノショウコ。小さな花なので目立ちませんが、立派な薬草。
イヌタデ。これはどこにでもありますネ。
ミゾソバ。水路や湿ったところに群生します。1個の花は小さいですが、群生するときれいです。
チェリーも花が好きなのか、後半は私の撮影にもつきあってくれるようになりました。
会津地方の稲刈りは今が最盛期です。今年の出来もよいようです。新米が届くのが今から楽しみです。