身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

夏休み間近の裏山

一番下の子供がおたまじゃくしを友達と捕まえに行くというので、ついでに同行させてもらいました。最近は、どこへ行くにも「あぶないからついていってあげて」と言われます。小学校高学年なんだから、近所の裏山ぐらい・・・とは思いますが、ご時勢柄しょうがないですね。ついていくけど、手伝わないからね~。

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裏山に向かう途中の水田。すくすくと成長しています。今日は吹き抜ける風がとても心地よいです(ちょっと強すぎか・・・)。

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裏山の谷戸は放棄水田の植生遷移(しょくせいせんい:植生が時間の経過と共に移り変わっていくこと)が進行し、部分的にはハンノキ林になっています。ハンノキ林にまじるヤナギの木にクワガタがよく来ます。

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放棄水田を通り過ぎて谷戸の水田に向かいましたが、今年は休耕のようです。谷戸の水田は効率が悪いせいか、だんだん放棄されつつあります。ここも、このまま放棄されてしまうのかな・・・と思うと、ちょっと残念です。

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休耕田はイボクサが優占していました。写真では水があるのかわかりませんが、小さなみずたまりがたくさんあり、目当てのおたまじゃくしもちらほらいました。ただ、少し時期が遅いせいか、たくさんはいませんでした。個人的にはブログの被写体としてトノサマガエルを捕まえてもらいたかったのですが、今時の腰のひけた子供達には、脚力の強いトノサマガエルを捕まえるのは難しいようでした。
今日は風も強く、ついついおたまじゃくしやカエルを探してしまって、あまり植物の写真がとれませんでした。

イメージ 5ネムノキが涼しげに咲いていました。夏の訪れを感じます。


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放棄水田にはえていたチゴザサ。かなり湿ったところに生えます。

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星型に着く実が面白いコウガイゼキショウ。これも湿地にはえます。

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花は咲いていませんでしたが、イボクサ。ツユクサの仲間です。休耕田の優占種でした。


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なんだか今日は空、森、空気が夏休みみたいな雰囲気です。大人の夏休みは少ないですが、もうすぐ夏休みだな~と思うと大人もちょっとウキウキします。