身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

北海道豊富町 サロベツ原生花園

サロベツ原生花園と言えば、道北の原生花園の中では最も有名な場所の一つではないでしょうか。学生の頃に訪れたことがあり、久々に立ち寄ってみました。

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この原生花園のよいところは、木道がしっかりしていて老若男女、誰でも花々を観察できるところでしょう。このような湿地のお花畑の花を観察するには、どうしても長靴は必需品です。北海道バカンスに長靴はヤボですよね~(一般的には)。でも、ここなら、サンダル、革靴でOK。手軽に原生花園の魅力を堪能できます!!
私らは、魅力を堪能しようとすると、どうしても時間が足りなくなります・・・。今回は諸事情により、ゆっくり眺める時間がなく、30分以内でまわってきてねと友人に釘を刺されました(笑)。

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エゾノゼンテイカ。看板やHPではエゾカンゾウと呼ばれています。ニッコウキスゲと同じものという見解が一般的ですが、ニッコウキスゲよりも花びら(花被片)が太く厚ぼったく、本州のニッコウキスゲとはだいぶ印象が異なります。別な変種ぐらいにしてもいいのでは?と個人的には思います。

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トマリスゲ。今回の堪能その①。10分弱消費してしまいました。

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カキツバタ。自生のものは少ないですよね~。まだ時期的に早く花は少なめ。

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ムジナスゲ。今回の堪能その②。これ、さっきのと違うじゃん!これで、また10分弱消費・・・。

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カラマツソウかな?エゾカラマツにも似ていたのですが、エゾカラマツにしてはきゃしゃな感じ。カラマツソウとエゾカラマツは実の形が違うので、実の時期に見ればまず迷うことはないのですが・・・、これはどっちなんだろう?

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この時期は春の花は終わり、夏の花には早い感じでした。そんな中、一番華やかに咲いていたのはこのカラマツソウでした。不思議なことに、これだけきれいなのに、サロベツ原生花園の花看板には掲載されてなかったな・・・。なんでだろ?

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ミツガシワ。すぶずぶの湿地に咲いていました。ミツガシワの咲くずぶずぶの池に網を入れる職員の方がいらっしゃいました。虫か魚なんかの調査かと思いきや、観光客の人が落とした携帯を捜索中とのこと・・・。自己責任だろ!と思うのですが・・・。職員の方も大変だな~、ご苦労様です・・・。

そうこうしていたら、40分過ぎているでは!!とても、植物好きの人には30分でまわることはできません。名残惜しかったですが、今回はこの程度で退却となりました。

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もうすぐ、エゾノゼンテイカが満開になり、華やかな季節がやってきそうです。あまりの美しさに気をとられて、いろんなものを落とさないよう、気をつけて下さいませ。