身近な自然もいいね!

家庭菜園や庭の記録。日本各地の自然環境や身近な植物(時々珍しい植物)を紹介しています。

雪の正月(2021.1.1)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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元日8時頃の東の空。今年は初日の出は見えませんでした。

今年は珍しく雪の正月となりました。県内で初日の出が拝めたところはあったのでしょうか?昨日の夕方から降り続き、10数cmの積雪です。一晩降り続いたけど、日本海側の地域のように30㎝以上積もることはないようですね。7時半の気温が0℃だったので、思ったより気温が低くなかったのが関係しているのかもしれません。まあ、30㎝も積もったら大変なことになってしまいますが…😅。

昨年はコロナで大変な一年でしたが、個人的にも年の後半から体調不良が続き、年末に副鼻腔炎と診断され、急遽手術をすることになりました。今は退院して、穏やかな正月を過ごしていますが、体調的にはあまり回復していない感じです。今年は体調を元に戻すことを最優先としたいところですが、これだけは努力でなんとかなるものなのか…😞。戻らない場合は長い付き合いとなるのかもしれませんが、仲良くなれるかな…😔。

まあ、体調ばかり気にしていてもしょうがないので、今年も目標を一つぐらい掲げてやっていきたいと思います。ちなみに昨年の目標であったスゲの投稿論文はなんとか掲載してもらえる運びとなりました。今年は去年見つけた岐阜県新産のヤナギ類(その存在を知っている人はいると思う)について、まとめて投稿したいな~と思います。

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車の積雪は約11㎝でした。冬タイヤにしておいてよかった~

2020年の出会いベスト5(第1位)-343.イワチドリ-

今年一番テンションがあがった植物はイワチドリです。ダントツの第1位といってよいです。

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岐阜県にて(5月20日)。以下、撮影日・撮影場所同じです。

イワチドリのような岩場につくランが手に取れる近さで見ることができたというのが、すごい驚きでした。イワチドリのような小型できれいなランは乱獲の影響が著しく、手の届く個体は殆どが採られてしまうといっても過言ではないと思います。

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かなりの個体数が生育していた。このまま人知れず生きていってほしい。

今回も最初に気づいた個体は双眼鏡確認でした。岩場の高い位置にピンク色の小さな花を点々と確認することができました。岩場につく小型のランは花が無いと本当に確認が難しいです。狙ってきたわけではなかったので、花の時期に来れたのは本当にラッキーでした。花が無かったらイワチドリの存在には100%気づかなかったと思います。ただ、この状態だと「ランだ!」ということには気づいても花や葉の形までは当然わからず、最初はウチョウランかなと思いました(岩場につくランでは、これまでウチョウランしか見たことが無かったので)。手は届かなくても花や葉の形がわかるような個体は無いかとブラブラ探していると、「あった~!しかも初見のイワチドリだ~😆!」小躍りしたくなるくらいうれしかったですね~(あんまりピョンピョンすると危ないので、実際は小躍りしてないです)。

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このような環境にあってこそ感動する。植木鉢にあっても感動はしないかな。

イワチドリはラン科ヒナラン属の多年草(たねんそう:地下部が2年以上生存し、毎年花や実をつける)で、本州(中部・近畿地方)・四国・伊豆諸島に分布します。暖温帯の谷間の岩場に生育します。環境省の絶滅危惧IB類に指定されていて、かなり個体数が少ないと思われます。見つけてもとるのは写真だけにして、そっとしておいてあげて下さい。

イワチドリの特徴は次の3点です。

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①生育環境と大きさ:谷間のやや湿った岩場に生育します。大きさはだいたい15cm以下です。

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②葉:花茎1本に対して1枚の葉がつきます。葉は茎の中央付近より下側につきますが、地際ではありません。葉は完全に茎を抱き、長楕円形です。

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③花:花は茎の先端に数個つき、唇弁(しんべん:写真参照)がとても目立ちます。花は淡いピンク色で、唇弁に紅紫色の斑点があります。唇弁の形が特徴的で、人型に4裂し、大きさは8-12㎜、子房よりも短い距(きょ:写真参照)があります。

類似種としては、同じような湿った岩場に生育するウチョウランがあげられます。ウチョウランは唇弁が3裂し、葉が線形で1本の茎に対して2-3枚付く点で異なります。手に取ってみることができれば両者を間違うことはないですが、手に取れない高い岩場についていると、どちらかわからない場合もあるかもしれません。

2020年の出会いベスト5(第2位)-342.オオキツネノカミソリ-

今年は初めて出会った植物が比較的少なかったのですが、第2位のオオキツネノカミソリは初めて出会った植物でした。ただ、写真を撮影している時はキツネノカミソリだと思っていました😅(ごめんね~)。

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岐阜県飛騨市にて(8月12日)。以下、撮影日・撮影場所同じです。

オオキツネノカミソリという植物自体は知っていましたが、私の頭の中では西日本の暖地に多い植物というイメージでした。今回、オオキツネノカミソリと出会ったのが岐阜県でも比較的冷涼な飛騨地方であったため、オオキツネノカミソリが生育するなんて、全く想像もしていませんでした。現地調査が終わりに近づいたころ、自宅で写真整理をしていて、「キツネノカミソリ岐阜県分布はどんなもんかな~」と思って岐阜県植物誌を開いたところ、「県内にはオオキツネノカミソリも分布するんだ~」と初めて認識しました。そういえば、写真の個体はやけに雄蕊が長かったな~と思って見なおしてみて、ありゃ、オオキツネノカミソリだ…という具合です。これだけきれいな花をつける初見の植物だったのですが、出会い方はなんとも締まりのない出会いとなってしまいました。

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やや湿った明るい森の中や林縁に生育していました。

それにしても夏の緑の濃い森の中ではオレンジ色がよく映えます。遠くから見ても、「何だあれ?」という感じになります。ちょっとキツネに騙されたような感じです。あと、姿も変わっていますね。茎がニョキッと出てきて、その先に大きな花だけをつけます。こんな花よく見たことありますよね?そうそう、ヒガンバナ

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ヒガンバナに比べると花の数が少ないし、色もオレンジなので毒々しさは無い。

オオキツネノカミソリヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草(たねんそう:地下部が2年以上生存し、毎年花や実をつける)で、本州(関東以西)~九州に分布しています。暖地に多い傾向にあると思っていましたが、意外と分布は広いようです。やや湿った落葉広葉樹林内や林縁に生育します。

オオキツネノカミソリの特徴は次の2点です。

①葉:春に出て、夏には枯れてしまいます。長さは30-40㎝くらいで、幅は10-15㎜、色彩は淡い緑色です。

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②花:花は7-8月に咲き、茎の先端に3-5個の花をつけます。花被片(かひへん:単子葉植物の仲間の花びらや萼のこと)は約7-9㎝、オレンジ色で反り返ります。雄蕊雌蕊花被片よりも突き出る感じになり、花被片に隠れることはありません。改訂新版日本の野生植物では、オオキツネノカミソリの開花時期が7月となっており、キツネノカミソリよりも開花時期が早いような感じでしたが、今回見た地域ではそれほど開花時期が早い印象は受けませんでした。

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キツネノカミソリ。見る角度によっては雄蕊が長いようにも見えるが、オオキツネノカミソリに比べると短め。大分県竹田市にて(8月2日)。

似た植物としては基本変種のキツネノカミソリと、変種のムジナノカミソリがあります。キツネノカミソリは分布域がオオキツネノカミソリとかぶっていて紛らわしいですが、キツネノカミソリ花被片はあまり反り返らず、雄蕊花被片と同長か少し短く、外から見た感じでは雄蕊が目立たない感じです。ムジナノカミソリは九州と対馬に分布し、花の構造はオオキツネノカミソリとほぼ同じですが、花被片が5-6㎝と短い点が異なるようです。

2020年の出会いベスト5(第3位)-341.キシュウナキリスゲ-

この植物も初見ではなく久々の再開です。第3位はキシュウナキリスゲです。

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静岡県にて(10月16日)。シカの多い地域だけど食べられてなかった。よかった。

ただ、キシュウナキリスゲは毎回野外ではちゃんと認識できません😅。例えるなら街中や会場で顔見知りの人と会って「どうも久しぶりです。ご無沙汰してます。」なんて会話をしながら、「この人○○さんだったかな…」という感じです。そして自宅に戻って写真や名刺を見て、「あっ、やっぱ○○さんでよかったんだ…」といった感じです。キシュウナキリスゲは標本にしてちゃんと調べてからじゃないと、自信を持って判断できません。

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静岡県産。類似種のナキリスゲに比べると少し大きい印象がある。

今回改めてキシュウナキリスゲの標本をしっかりと観察してみましたが、実はわりと簡単に覚えられるスゲなのかもしれません。そもそも秋に開花結実するスゲの仲間は本州では10種以下と思われます(しっかりと確認していません。なんとなくです)。これだけ聞けば、10種程度覚えておけばよいのだから、簡単じゃないかと思いますよね。でもキシュウナキリスゲが所属するナキリスゲのグループは、皆結構似ているんですよね…😑。それと検索表を見ると、果胞の大きさが識別点になっているんですけど、これが曲者で、せいぜい1-2㎜の差しかないし、大きさがかぶっていたりすることもあるんですよね😑。1㎜の大きさの違いって、並べて見れば違うとわかるけど、単体でパッと見た時、これは大きいとか小さいとか、なかなかわからないんですよね~🤔。そんなこともあって、これまではキシュウナキリスゲはボヤーッとしか覚えていませんでした。ところが今回、果胞の大きさだけでなく、毛の生え方にも特徴があることがわかりました(後述)!これで次からは現地で同定できるかもしれません!😆

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静岡県にて(11月16日)。結構重そうに頭を垂れていることが多い。

キシュウナキリスゲはカヤツリグサ科スゲ属の多年草(たねんそう:地下部が2年以上生存し、毎年花や実をつける)で、ナキリスゲ節のグループに属しています。本州(関東以西)~九州の暖地の林内に生育します。

キシュウナキリスゲの特徴は次の4点です。

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①全体容姿:株状になり、膝丈程度の大きさになります。花茎は垂れることが多いので膝丈程度ですが、茎自体は長いものでは1m以上になることもあるようです。

②葉:葉は無毛でやや硬く、濃い緑色です。葉は細めで幅2.5-4㎜程度です。

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③小穂のつき方:小穂のつき方は変わっていて、全ての小穂雄雌性(先端が雄で基部が雌)で、かつ小穂には明瞭な柄があります。さらに多くのスゲの仲間は1個の苞(ほう:小穂や花の下に付く小さな葉)や鞘に対して1個の小穂しか出ないのですが、キシュウナキリスゲは、1個の鞘に対してたいてい2個の小穂が出ます(ナキリスゲ節共通の特徴)。

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④果胞:果胞は卵形で、長さ3.5-4㎜で、ナキリスゲ節の中では少し大きめです。果胞には毛があるのですが、陵の部分にしかなく、面の部分はほぼ無毛です。この毛の生え方が類似種のナキリスゲと大きく異なります。柱頭は2裂し、種子はレンズ型です。

類似種としてはナキリスゲ節で最も普通に見られるナキリスゲがあげられます。ナキリスゲも大きなものは茎が70㎝近くになることもあるので、全体の大きさだけではキシュウナキリスゲと区別ができません(でも大きいナキリスゲ類は怪しむ価値はあります)。両者を区別するには果胞をしっかり見る必要があります(写真参照)。

2020年の出会いベスト5(第4位)-340.ヒナノシャクジョウ-

この植物は初見ではなく久しぶりに見た感じです。第4位はヒナノシャクジョウです。

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愛知県にて(8月5日)。以下、撮影日・撮影場所同じです。

ヒナノシャクジョウを最初に見た時は、「変なキノコだな」とまず思いました。何しろ大きさが2-3㎝と小さい上に真っ白。遠目に見ればキノコやカビの仲間と思ってしまいます。当時なんで植物と思ったのかは、もう定かではありませんが、多分近づいて見たんでしょうね。近づいて見ると、「あれっ、花みたいのがついてる!ということは植物だ!」という具合ですね。花が咲けば当然キノコ🍄ではないですからね~。

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個体数が多いとは言ってもこんな感じ。植物というよりカビやキノコっぽいですよね。

今回は3回目ぐらいの出会いだったので、すぐにわかりました。しかも個体数が多かったので。個体数が多いということは、よっぽど良い環境なのかと思いきや、ごく普通の谷沿いのスギやヒノキの植林地なんですよね…。谷沿いの植林地なんかどこにでもある環境ですが、ヒナノシャクジョウにはなかなか出会えません。これは何故なんでしょう?考えられる理由としては、もとから個体数が少ないというのが一般的でしょうか。あとは、確認適期が限られ、小型で見つけづらい植物だから、実際はそこそこ生育しているけど、確認できていないだけというのも考えられます。私としては前者の方の理由の方が都合が良いですね。後者の理由では私の目が節穴ということになってしまいますから😅。ただ、今回のようにたくさんの個体に出会うと、実は結構普通に生育していて、気づいていないだけかも…と少し不安にもなります。

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花が開くと雄しべが見えます。ちゃんとした植物なんですね。でも誰がこの花に集まってくるんだろう?

ヒナノシャクジョウヒナノシャクジョウヒナノシャクジョウ属の菌従属栄養植物多年草(たねんそう:地下部が2年以上生存し、毎年花や実をつける)のようです。こんな小さな植物なのに多年草なんですね。図鑑を見てビックリです。真っ白な植物体から光合成をしない菌従属栄養植物(きんじゅうぞくえいようしょくぶつ:菌類と共生関係を結び、菌類から栄養をもらって生育する植物)というのはすぐにわかりますね。本州(関東以西)~琉球まで分布し、樹林地に生育します。私は今までは常緑樹が混じるような植林地でしか見たことがありません。

ヒナノシャクジョウの特徴は次の2点です。

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①全体容姿:真っ白で大きさは2-5㎝程度。図鑑では大きなものは15㎝にまでなるようですが、そんなに大きなものはまだ見たことがないです。今回見たのは花の時期ですが、ひょっとしたら実ができる頃には大きくなるのかもしれません。

②花:花は柄が無く、数個が茎の先端に集まります。花は先端がつぼみの時期は褐色で、開くと黄色くなるみたいです。

あまり似た植物はありません。強いて言えばキノコやカビと思って見過ごさないようにという感じでしょうか😁。ヒナノシャクジョウ科にはあと4種ありますが、いずれも南方に多い分類群です。私はまだ見たことがないので、いつか見てみたいと思う植物達です。

2020年の出会いベスト5(第5位)-339.ヤクシマヒメアリドオシラン-

今年はコロナウィルスに振り回された1年でしたが、なんとか大きな事故や怪我もなく1年間現場をまわすことができました。それでは年末恒例の出会いベスト5です!第5位はヤクシマヒメアリドオシランです。

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愛知県にて(8月5日)。以下、撮影日・撮影場所同じです。

コロナ渦の合間をぬって屋久島にでも行ったのかと思われそうですが、屋久島には行っていません。ヤクシマヒメアリドオシランはラン科ハクウンラン属の多年草(たねんそう:地下部が2年以上生存し、毎年花や実をつける)で、「ヤクシマ」と名前につきますが、本州(中部・近畿地方)・四国・九州・琉球と広範囲に分布します。あまり見たことがないので、どのような樹林に生育するのかはわかりませんが、谷沿いの樹林に多いような気がします。

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薄暗い樹林に生育する小型のランなので、花が無いとなかなか気づかない。

ヤクシマヒメアリドオシランは同じ属のハクウンランと比較的最近までごっちゃにされていたようです。私も今回見たヤクシマヒメリドオシランを10年以上前に同じ地域(同じ個体ではないですが)で見た際はハクウンランだと思っていました。その頃はヤクシマヒメアリドオシランの存在は知らなかったですし、古い平凡社の図鑑ではヤクシマヒメアリドオシランの分布が九州の島嶼部になっていたので、本州でこれを見て、「ヤクシマヒメアリドオシランだ!」なんてとても言えなかったでしょうね。そう考えると、10数年でいろんな知見が得られましたね。新しい平凡社の図鑑を見ると、新しい情報の多さに驚かされます。そもそも分類体系が10数年前とはガラッと変わりましたしね。

ヤクシマヒメアリドオシランは過去にも見ているので初見ではありませんが、ちゃんと同定したという点では初めてかもしれません。ヤクシマヒメアリドオシランの特徴は次の3点です。

①全体大きさ:花が咲いている状態で大きさは10㎝前後です。花が咲いていない個体だと、多くは5㎝以下です。

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②葉:暗緑色の卵形の葉を3-7枚程度互生(ごせい:葉が交互に着く)します。葉の長さは1㎝以下で、無毛です。

③花:花は赤味を帯びた花茎の先に1-4個つけます。花の正面の唇弁(しんべん:写真参照)は白色か淡いピンク色で、裂片が三角形状になります。

類似種としては、ハクウンラン、アリドオシランなどがあげられます。いずれも葉だけでは区別が難しいので、花がないと同定はできないような気がします。花があれば、ヤクシマヒメアリドオシラン、ハクウンラン、アリドオシランのそれぞれの花の形が異なるので、比較的簡単に区別できると思います。ただ、ハクウンランは属が同じなので、慣れないと識別が難しいかもしれません。ハクウンランは唇弁の裂片が四角形気味になる点が異なるようですが(写真参照)、なかなか微妙な違いですよね😅。

ぶどうの剪定(2020.12.12)

今年のぶどうはいまいちの出来でしたが、ぶどう自体は元気に伸びました。

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自宅のサンルーフにも絡みつくありさまで、夏場はグリーンカーテンとして多少役にたっていたのかもしれません。でも、そのまま放っておくと翌年には大変なことになりそうなので、ここはバシッと切るべきでしょうね。

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剪定前

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剪定後。すっきり~😉

毎年結構切ってもつるは困るくらい伸びるので、今年も例年通りだいぶ詰めました。あまり詰めると、若い枝が無くなって古い枝ばかりになってしまいそうなので、少し若い枝は残すようにしてみました。これでだいぶ庭がすっきりしました。ぶどうの奥のカマツカとコナラもだいぶ伸びているので、それも切らないとな~。